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ニキビ

ニキビ(尋常性ざ瘡)は皮脂分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などが複雑に関与する慢性的な皮膚疾患です。
日高クリニックでは、日本皮膚科学会の治療ガイドラインに基づいた保険診療を中心に、一人ひとりの症状に合わせた治療を行っています。

● 外用薬(塗り薬)

ベピオ®(過酸化ベンゾイル)
アクネ菌に対する抗菌作用と、毛穴詰まりを改善する角質剥離作用を併せ持ちます。
ディフェリン®(アダパレン)
毛穴の詰まりを防ぎ、面皰(白ニキビ・黒ニキビ)の形成を抑える作用があります。
デュアック®
抗菌薬(クリンダマイシン)+過酸化ベンゾイルの配合剤。炎症性ニキビに有効です。
エピデュオ®
アダパレンと過酸化ベンゾイルの合剤で、面皰と炎症性ニキビの両方に対応できます。
外用抗菌薬(ダラシンT®、ゼビアックス®など)
炎症の強い部位に短期間使用します(耐性菌予防のため継続使用には注意)。

● 内服薬(飲み薬)

抗菌薬(ビブラマイシン®、ルリッド®など)
中等症〜重症の炎症性ニキビに用いる抗菌薬。アクネ菌に対する抗菌作用があります。
漢方薬(十味敗毒湯など)
炎症や体質に応じて処方することがある漢方薬。膿をもったニキビや皮膚炎に使用します。

ニキビの悪化要因には、洗顔方法の誤り、乾燥や摩擦、睡眠不足、食生活の乱れなども関係します。当院では、適切な洗顔や保湿指導、日常生活へのアドバイスも重視しています。

当院では、保険診療を基本としたニキビ治療を行っています。
ガイドラインに基づいた外用薬・内服薬での治療を行い、それでも十分な改善が得られない場合には、自費診療(イソトレチノインノーリス光治療など)も必要に応じてご提案しています。
ニキビは長期的な管理が必要な皮膚疾患です。患者さま一人ひとりの状態に合わせて、必要最小限の治療から無理のない範囲で進めていくことを大切にしています
「これまでの治療で効果が感じられなかった」「再発をくり返している」など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

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